今津町の酒蔵「琵琶の長寿」 |

池本さんのお酒は、「琵琶の長寿」という銘柄や春限定の「花見酒」で有名です。湖西のお酒で、大阪にいるとき初めて飲んだのは「琵琶の長寿」でした。専務さんの話を聞きながら、写真を撮ります。昔は大手の清酒会社に卸すので、大きなロットで造っていたそうですが、大吟醸を滋賀県で初めて造りだしてからは、小さなロットで造るようになり、今の酒造りの形になりました。現在は酒造りだけでなく、山田錦も作り、そのお米でお酒造りをする、という試みにも取り組んでいるそうです。

能登杜氏さんの指導での酒造りです。「何年目ですか?」と聞くと、「専務さんが生まれた頃から。」ということでした。大きなロットで造っている頃には3人来ていたそうですが、今はお一人の方と専務さん、従業員の方たちで造り上げています。米を洗い、蒸し、室に入れる。作業の流れを見ていたのですが、全てが秒単位で進められます。また、お米の分量や水を吸わせる比率などもグラム単位以上に正確に行われます。見ていて手際のよさ、流れるような仕事手順。杜氏さんお手製の道具など、職人気質を感じます。美味しいお酒になるはずです。「こんな暖かい初仕込は初めて。」だそうです。これから寒くなるとお酒造りの本番。「池本酒造・酒造りデジカメ散歩」を始めます。お楽しみに・・・・僕の一番楽しみなのは、出来上がった新酒を飲むことなのですが。

直明けの休みを取っていた妻を残しての取材でした。その間、何をしていたかな、と思い心配でしたが、帰って見ると、ベランダに柿の葉っぱが散らばっています。「柿もぎや裏の土手でむかご採り・・を楽しんだ。ゴン太も一緒に外に出て、私が帰るのを待っていた。」と、お休みを楽しんで、下のおばちゃんともゆっくりと世間話もしたようで、のんびり休日を過ごしていたようです。オマケに、掃除やシーツ交換も済ませた、ということで、洗い物が目一杯出されています。オイオイ、明日からまた僕の主夫業、大忙しやん。

夕方、出町通い。針畑時雨になりました。
・・「山里の風 朽木小川より フォトエッセー展」in大阪・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■期間:2008年1月19日(土)~1月25日(金)■会場:クリスタ長堀内 ギャラリー
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