どんぽとカジカ・・夏の日の想いでは・・・ |
夏休みになると宮摺の母の実家に預けられました。前は海なのですが、子供たちは川で泳いだり魚釣りをしたりしてよく遊んでいました。上級生は橋の欄干から飛び込みをしたり、みんなで川岸までの往復を争ったりと・・・。どんぽ・・・川岸に生えている竹を切って、はりと糸を付ければ釣竿の出来上がりです。えさは畑の畦を掘ってミミズを見つけます。ミミズを付けて、ポイと入れると面白いようにどんぽが釣れました。上級生は、石垣の穴に仕掛けを入れてうなぎ獲り。上から水中を覗くと、たくさんどんぽが石の上で休んでいたのを思い出します。
晴れたのでが、お客さん出足は今一つです。皆さん、洗濯に追われているのでしょうか。
店のご主人。暇なので、前の川に仕掛けている「もんどり」を上げに行ってみると、たくさんの雑魚とカジカが一匹掛かっていました。カジカを(どんこ)見た近くのおばちゃんが、子供のころはたくさん獲って佃煮して食べたが、近頃は見たことがなかった「珍しい」と手にとって見ていました。大漁に気を良くしたご主人、えさを入れて「もんどり」を仕掛けに川へ行っていました。帰ってからは、木彫りをして半日過ごします。
肌寒いので囲炉裏に火を入れて、お客を待ったのですが・・・・。16時のKBSラジオの電話インタービューで出演中に来た陶芸家の岩崎さんと三人で、囲炉裏を囲んで田舎暮らしのを話して時間が過ぎます。明日は「エッセー展」も楽日です。
針畑・朽木小川より