トチノキと栃餅と天然マイタケ・・・湖国と文化 |
今日は、雨は上がると思っていたんですが・・・・

今年は、トチの実は豊作とのことでしたが・・・・・
9月大風か吹いたら「トチノミ拾いに行った」とも。
今は、奥山のオクヤマに行かないと、大木のトチノキに出会うことないですが・・・昔は、集落の近くにも生えていたとも。

栃買い(専門に、トチノキを買い切り倒して材にする)が来て、伐ったと。何年か前に、近くの山に生えている大トチノキが、何本か伐られました。
その時は、伐ったところから、ヘリコプターで近くの臨時へリポートまで運び、トラックに載せて持って行きましたネ。この伐採を機にでしたか、滋賀で大トチノキの保存活動が。

昔の栃買いは、伐り倒したところで板状にして、搬出していたと。湖東や岐阜などに、栃買い専門の山師がいたと、在所の方が言っていましたネ。
拾って来たトチの実、二~三日水に漬けて虫だしを。それから、天日で干します。在所の方は、ムシロを広げてその上で干します。
カラカラに乾いたら、栃餅を作るまで保存を。

トチ餅を作るときは、乾いているトチノミを水に漬けて戻して、カナギの木灰を使い灰合わせをして、灰汁抜きをします。この工程が、手間と塩梅が難しい世界ですか・・・

それぞれの家で、先祖からの秘伝がかなぁ。他の地域でも、栃餅がつくられていますが・・・在所のトチ餅が好きですネ。
そうそう・・・先日、市文化財課に書類を提出しに行くと、課長さんから・・・滋賀県のオピニオン雑誌「故国と文化」秋号で、朽木・村特集が。トチノキの話なども。

そして、11月に閉めることになった「古民家cocco小入谷」さんのエッセイが掲載されていました・・・これから、針畑のオピニオンにと、思っていたので、閉店はチョイ残念感も大と、フト。
オクヤマの朝 気温18℃ 小雨 夜中は、激しい雨でした。台風22号が発生と・・・明日から長崎くんち通い、チョイ進路が心配。今日の最高気温18.5℃、最低気温17.0℃でした。

朝チャイを飲んだら・・・一日雨なので、ジーーーと朽木小川じかんで。
ジーーーと思っていたら、いろいろと朽木平良までウロウロと、も。

昨夕、岐阜のfb友が・・・天然マイタケを持ってきてくれました。気温が下がり秋雨が降り、秋本番になりキノコも本番になっていますか。

「クマ、大丈夫だった?」と聞くと、「今まで、出会ったことはなし」と。でも「クマ避けスプレーは、持っています」と。東北などで、キノコ狩りに行ってクマとの遭遇で、事故も起こっていますしネ。
今夜は、マイタケスパを作って、ゴチを!
奈良時代に木材を平城京へ搬出した記録が残る山村、滋賀県高島市朽木小川には、筏流しの神を祀る思子淵(しこぶち)神社への信仰をはじめ、昔ながらの民俗行事が受け継がれてきた。榊治子・著者が、おばあさん、おじいさんによる語り言葉をそのまま用いて、集落の寺事、祝い事、普請、山仕事、麻布作りのことなどをまとめた、学者による記録とはひと味違った民俗誌風フォトエッセイ。
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ボク、 ゴン太! 大阪から父と二人で、滋賀の奥山・朽木小川に移住。柴犬・ゴン太くんとの奥山暮らしを、写真と文で綴る一冊です。「ボク ゴン太!」と「聞き書き 朽木小川」・・・サンライズ出版、お近くの書店・又は取り寄せ購入も。Amazonでの取り寄せ購入もできますヨ。我が家にも在庫あり!





