「ナムアミダブツ」とヤマザクラ |
迂回仮道路で、本日正午より車(大型車除く)の通行が可能になります。安曇川河川を渡るので、大水が出たときは通行止めだそうですが、これで一安心です。
我が家に来るには、国道367号の梅ノ木の交差点から安曇川を渡り渓谷沿いに北上します。梅ノ木から入った渓谷を「奧山渓谷」と言います。安曇川から京都市久多地区までの間は、くねくね道で断崖を縫うように細い道がつけられています。その区間で一番の難所が通称「ナムアミダブツ」でした。読んで字のごとくの所です。
3年前に迂回する二車線の橋が架かり、大変便利になり安心して通れるようになりました。この橋の架かっている所は大津市。この橋の先に大津市民の方は住んでいません。僕らは本当に助かります。他の区間は、今でも渓谷に沿った細い道が続いです。大雨や大雪の時など崖が崩れてこないか、通りながら心配になることもあります。住み始めて何回か小さな土砂崩れや雪崩はありました。道路に山から落ちた石が転がっているのは珍しくありません。針畑地区を通る道は能家を過ぎるまでは、同じ様なくねくねの細い県道です。花折断層が動くと多分孤立してしまう事でしょう。
この季節、奧山渓谷を通ると山肌に点々と「ヤマザクラ」が満開です。今年は花芽が少なく余り目立ちませんが「タムシバ」の白い花が山一面に咲くこともあります。崖には「ホンシャクナゲ」や三つ葉ツツジ。崖に沿うくねくね道なのでわき見運転は危険です、離合に邪魔にならないところに車を止めて、歩るくと渓谷の景色が楽しめます。
春の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色、風景写真を撮るには最高の場所です。
お昼前にお山を下ります。ゴン太は、留守番です。
「ナムアミダブツ」の旧道を散歩。今年もタラの芽は、ほとんど採られていました。ヤマザクラが満開です。シャクナゲの花が咲いていないか見てみると、南向きの日当たりの良い崖で咲いています。近くにはミツバツツジも咲いていて、これから新緑と花の取り合わせが楽しめそうです。
国道367号の迂回路が車が通れるせいか、国道に車が帰ってきました。12時前には「朽木大野側と朽木村井側で車が数十台待っていた」と樹里のママさんが教えてくれました。大野土手サクラ、何にかの人が三脚を立てて写真を撮っていました。
樹里で「ハンバーグ定食」を食べてお茶タイム。
岩瀬の無人精米機で、5㌔精米(七分)。帰りに大野の中野さんへ「朽木小川より」を届けます。
中野邸、10本近くある「椿」の大木に花がつきはじめ、あと少しすると見事な「椿屋敷」になります。お山に帰って、ゴン太と用水路に沿って散歩。土手には「イカリソウ」が咲いています。庭の吉野サクラも満開。 黄砂の飛来で、遠くまで黄色く霞んでいました。
針畑・朽木小川より