高島市ビジネスプランオーデション・二次審査へ |
僕が応募している「高島市ビジネスプランオーデション」の二次審査があります。大阪から小森君が子育てを朽木針畑でしたいと言って引越して来のは、6月です。正直、僕もチョツトびっくりしました・・・・・。そんなきっかけと僕の思いと合致とて今回のプランに応募しました。
提出したし事業の趣旨は・・・
1.事業名
●様式1と同じ事業名をお書き下さい。
朽木針畑川沿いの地域の自然と生活を生かした「子供たちが帰って来れる・奥山地域創造事業」
2.事業を始める動機
●この事業を始めようと考えた理由、なぜこの事業を実現させたいのかという思いをお書き下さい。
針畑地域は京阪神に少なくとも2時間でアクセスできる位置にありながら、「交通が不便」「豪雪地帯」のため、奥山の自然と独特の文化が残されている。しかし、過疎化と高齢化が進み、景観や文化の保持は困難となりつつある。このままでいくと、10年後には高齢化と人口の自然減により、人は住んでいるが集落としての機能を果たさなくなると考えられる。この美しい針畑地域を次世代に残すためには、仕事がなく出て行かざるをえなかった子供たちが帰ってこれ、新しい住人も住み続けることができる新たな方策を考え、取り組むことが急務であると思っている。
今年、大阪の北新地「神留」で十数年間修行した(神田川氏の孫弟子)小森氏と、本格的なパン作りと栄養学を学び(師範取得)、食の大切さを伝えたいと考えるその妻が、針畑の地で自然と融和する古民家で料理店を開き、子育てをしたいという目的で移住してきた。「奧山迎賓館」を立ち上げ、榊が持っているテレビ局・雑誌社・情報誌・新聞各社などの知人の情報網を活用し、都市部のユーザーへ、迎賓館を中心とした「食と地域の情報発信」を行うことで、都市とこの地域との交流を生む。自然の体感(エコツーリズム体験)を希望する顧客の増加が地域の方の景観保全への意欲につながる。「迎賓館」が利用・宣伝することで、地域の食材の生産と針畑ブランド化が可能となり、利用促進(地産地消)とますますの宣伝効果につながる。
小森氏がこの地で生活出来ることが実証できれば、「こんな自然の中で子育てをしたい」という小森氏に続く新しい住民や、農・林業やエコツーリズムの一端の担い手になりたい、という地域の子供さんたちのUターンの波が起こってくるのではないか、と考えている。
3.地域について
地域の課題目標とする地域像
●あなたが感じる地域の課題を、できるだけ具体的にお書きください。
・過疎化と高齢化。
・住みたい人のための仕事の創造の提供。
・住みたい人のための住居の確保。
・新住民を受け入れられる自治組織の再編。
・古民家の再生。
●この事業を通じて、高島をどのような地域に変えたいのかをお書き下さい。
・(少なくとも針畑地域を)住民の増加・訪れるツーリストの増加による活気ある地域に。=観光人口と居住人口の増加
・地元の方が生産意欲を増し、活気を取り戻す。
・山間に人の声が絶え間なく響き、動物と人の住み分けができ、共存できる地域。
事業の役割
●上のように地域の課題を解決していくために、この事業が果たす役割をお書き下さい。
・「食と自然」を通じた都市部や湖西地域への情報発信と集客をプロデュースする。
・「じゅうべゑ」の「山菜」や栗本林業の構想でもある無農薬の「針畑米」を消費者とつなぐ手伝い。
・「迎賓館」を通じて地域に住む住民や出て行った人、新住民間のコミュニケーションの確立。
・居住希望者への住居や住み方の情報発信。
・針畑の自然を生かした「食とエコツーリズム」の誘致ができ、必然的に地域の景観や文化の保全につながる。
・
提出した書類はまだ在るのですがこんな感じです。
10人の審査委員の方に、書類とプレゼンで審査されました。二次審査を通ると嬉しいのですが・・・・・・・
このプランが通らなくても、小森家の生活がかかっているので、朽木・高島市を問わず小森プロジェクトは実現させる方向を模索したいと思っています。
プレゼン3分、質疑応答5分です。スライドを示しながらプレゼンをしました。小森君一家も総出で来てくれました。小森君の料理人として腕と味を知ってもらうために、来春から考えているお弁当を作ってもらい、委員の方に試食していただきました。今回の弁当案、僕が急に思いつき小森君に頼んだので、針畑色は使われている野菜だけになってしまったのが残念でした。猪肉やシカ肉を使いたかったのですが・・・。
委員の方からは、幾つか質問が・・・・思いが通じたか後で不安に、十分に伝わったら言いのですが、小森家のこれからもあるので・・・。
終わって駐車場で立ち話・・・・・・古民家の事がなかなか見えてこないので、時間も在るし雪が降ったら佐々里を越えて美山に行けなくなる、今からいぜん話していた「美山の木と土と藁の家」を見に行こうという事になり、出発。目指すは「美山ぎゃらりい 甚弥」です。留守でも外観だけでもと思っていましたが、キャラリーも開いていました。ギャラリー担当の奥さんは区の文化祭に行っていてお留守でしてが、ご主人から薪ストーブの前で「家のことなど」イロイロとお話を。後で奥さんも帰ってきて、急に押しかけたにも関らず、田舎の家や土地のことなど体験を交えての話をしていただきました。ご夫妻も大阪から移住とのこと、小森家と同じです。5時前に美山を出で、佐々里・能見峠を越えて久多、そして朽木小川です、一日の走行距離、メーターを見たら140キロ余り。ゴン太もこんな長旅になるとは・・・・・今はマッキーの横で足を投げ出して寝ています。
お昼のプレゼンに出した「小森・針畑弁当」、僕の分も作ってくれていたので、今食べています・・・美味しい。大阪に住んでいて、大阪・北の新地で食事する方がどれくらい・・・このご時勢、接待は少なくなったと思いますがヤハリ多いのでは・・・・・ジバラで新地で飲み食いできる方は少数だと思いますが。
マツキーにあたりながら、萩の露をかんして、彼の弁当をつまみに飲む・・・・・今日の疲れが・・・・
ゴン太君はこちらへ・・・動画編
朽木・針畑・高島市など・・気温・道路・生活周辺情報などは、こちらへ
Web・写真館は、こちらへ・・・
Web版「朽木小川より」、こちらへ
針畑・朽木小川より
素晴らしい紅葉を楽しみました。桑原、生杉周辺は日本の自然を代表する自然環境ですね。大変、気に入りました。
提案が受け入れて、もうすこし賑やかになるといいですね。
賛同する方が増えているようで、何よりです。
私については、googleで、京女の森の案内人、と入力してみて下さい。私立女子大学の教員です。