「川の道とシコブチ神社」とモリアオガエル |
講師の石田先生から「筏流しのルートをたどる」「シコブチ神社を訪ねる」「魚道について考える」のレジメに沿って、講義が始まりました。「朽木村志」からの抜粋資料や「安曇川 RIVER MAP」などを使い、石田先生の分かり易い講義です。今回は、講義のあとマイクロバスに乗って、シコブチ神社や「川魚の通う道」、安曇川の魚道堰などを実地見学する予定です。
一時間余りの講義を終えて、外に待機していたマイクロバスに乗って向かったのは、朽木小川の思子淵神社です。安曇川水系には、17のシコブチ神社(思子淵講を含む)があります。朽木小川の思子淵神社、先月、国の重要文化財の指定を受けました。現存する社、「一間社流(いっけんしゃながれ)造」で年代が確定できた中では古いようで、年号を示す板札には、応安4(1371年)の年号が書かれていました。朽木小川に向かう道すがら、筏流しがおこなわれていた安曇川、大津市葛川梅の木から針畑川、それに久多川も見ることもでききす。
朽木小川のシコブチさんに到着すると、石田先生の話を聴きなから、直接には社殿を見ることはできませんが、皆さん参拝していました。今日の講座は、お昼までの予定になっているので、少し足早に、久多の志古淵神社を見てから、針畑街道を下ります。その道中も、石田先生から、奥山渓谷の淵や筏下りの難所のことなどのお話を聴きながらです。朽木市場までもどり、「川魚の通う道」を見学に安曇川町長尾の堰を見に行きました。見学の後半は、時間が押して予定していた処を見られず端折りましたが、分かり易い説明で、有意義なシコブチ時間でしたヨ。そうそう・・今日の参加者、世が世であれば「朽木のお殿様」朽木さんも参されていました。
朝のお勤め・朝チャイが済んだら、針畑街道を下りて朽木やまびこ館へ。今朝は梅雨空ですが、予報を覗くと15時頃から☂マークがついていました。それにしても、朝の気温9.5℃で寒い。雨、早くなり12時過ぎから降りだしましたヨ。朝も寒かったんですが・・14時頃の気温を見ると14℃。雨も降り、余りにも寒いので、薪ストーブ・マッキーに火を入れましたヨ。講座に参加して、お昼からは田んぼ・十姓生活を予定していたんですが、本降りになったので田休を。
そして庭のカエル君・・・「我思う、ゆえに我あり」の、ジョーロの先にチョコンとモリアオガエル。
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