唐八景の黒い入道雲 |
今日、8月9日は長崎原爆投下、慰霊日です。父が原爆死者名簿に奉安されていらい、数年前までは爆心地の原爆公園で行われる式典へ母は必ず行っていました。今住んでいる家からは、爆心地を望めます。「仏壇と爆心地へ手を合わせた」と。「暑けん、熱中症には気をつけんね・・」と言って、電話を切りました。
この時季になると、どうしても長崎や宮摺のことを思い出します。僕が生まれた長崎県西彼杵郡宮摺(現在は長崎市)は、野母崎半島の天草側に位置し、茂木びわやミカンを海岸から伸びた段々畑で作っています。一説では、平家の落人部落という言い伝えもありましたが、宮摺川沿いに点在する小さな集落です。祖父は、僕が小学校六年の時に他界しました。その祖父が、一度だけ8月9日の事を話したことがありました。五月、祖父はタケを伐り、それを肩に担ぎ峠を越えて「唐八景」でおこなわれる長崎名物凧(はた)上げへ行き、切れた凧を長い竹竿(ヤダモン)で取るのを楽しみにしていました。唐八景は、宮摺の海岸からみて、半島の裏山の方向に在ります。その山の上に、8月9日「黒い入道雲が湧いた」と話していたのを覚えています。被爆65年、長崎の熱い一日です。
88歳のブロガー、養父の義父が8月6日に書いていました。
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朝一番は、出町通いです。昨夜は、寒気が降りたのか涼しい夜になりました。おかげで、ゴン太くんをはじめ皆爆睡しました。
一部青空を残して雲に覆われていますが、涼しい風が吹いているお山を下ります。ニュースで「台風の影響で雨が・・・」言っていましたが・・・花折峠まで来ると雲行きが怪しくなり、京都・大原では小雨に・・・市内に入ると青空で日差しが・・帰りも同じ状況でした。帰って、ゴン太くんを先ずはオシッコ散歩へ連れ出そうとしたら、電話が鳴りました。出ると「在所の方が亡くなった・・・、葬式などまた決まったら連絡します」とのお話です。
曇り空で涼しい風が吹いているので、今日は庭の草引きを・・・。お昼前だしそろそろ終わろうかと思っていたら、久一さんが田んぼの見回りに・・。「安曇川の斎場で・・・」と教えてくれたので、お通夜とお葬式に参列することに。
17時半に、斎場のバスが迎えに来てくれるので、在所の方たちとお山をおります。
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